- 矢野恒太
- 「およそ人間の地位や名誉、財産ほどくだらないものはない。わしは無一文で生まれてきたのだから、無一文で死ぬのが理想だ。」
まさに、豪快そのものの名言です。
「およそ人間の地位や名誉、財産ほどくだらないものはない。」
と切って捨てられる境地に至ったからこそ、言える言葉です。
誰でもが、一度はこう言ってみたいと思うのですが、この言葉を心から言えるようには、そう簡単にはなれません。
何度も挫折(ざせつ)を経験して、苦しみを乗り越えて、始めてこの言葉は言えるのではないでしょうか。
「わしは無一文で生まれてきたのだから、無一文で死ぬのが理想だ。」
夢を現実にした人にとっては、天与を完(まっと)うできたこと以外は、何もいらないのだと思います。
全ての人に感謝し、生かしてもらっている喜びを知った聖賢は、皆口を揃(そろ)えて同じことを言われます。
聖賢にとっては、無一文で生まれきたのですから、無一文で死ぬことを至極当然であり、そうすることが理想なんだと思います。
人間誰しも、地位や名誉、財産に固執しますが、
「およそ人間の地位や名誉、財産ほどくだらないものはない。わしは無一文で生まれてきたのだから、無一文で死ぬのが理想だ。」
この言葉を、今一度、自問自答して、聖賢に一歩でも近づけるように、努力してください。
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