今年も、あと2日となりました。
みんさんも、なにかとご多用のことと思います。
ただ、やり残したことを思うと、
今一度、気持ちを奮い立たせたい…
という、気持ちもあるのではないでしょうか。
そこで、今日は、
松下幸之助翁の言葉…
を、みなさんに贈りたいと思います。
ぜひ、心静かに読んでみてください。
「年の暮れ」
何となく心せわしくなってきた。
毎年のことで、別にどうということはないようにも思うのだが、やはり年の暮れというと落ち着かない。
あれもかたづけておきたい。
これも始末をしておきたい。
別にウカウカすごしてきたつもりではないけれども、それでも何となくその日その日をウカウカすごしてしまったような悔いにおそわれるこの年の暮れである。
だがしかし、こんな思いがあればこそ、この一年のしめくくりもできるのであろう。
年内余日もないきょうこのごろではあるけれど、今からでもおそくない。
できる限りのことはしておこう。
及ばずながらもやってみよう。
今や一日が尊く、一時間が貴重なのである。
そんななかでも、世と人に対する感謝の気持ちだけは忘れまい。
この一年、ともかくもすごし得たのは、自分ひとりの力ではない。
あの人のおかげ、この人のおかげ、たくさんの人のたくさんの善意と好意のおかげである。
時にやり切れない思いに立ったこともあろうけれど、最後はやっぱりこの感謝の思いにかえりたい。
それでこそのこの年の暮れである。
続・道をひらく 松下幸之助著
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