手間暇かける…
一見すると、非効率なことなので、「もっと効率的にすれば…」と思えるかもしれません。
ですが、この手間暇かけることが、売上げに繋がることもあるんです。
例えば、衣料品を扱うお店での商品ディスプレイの「ハンガー掛け」と「平積み」、この場合を考えてみるとよく分かります。
服をハンガーに掛けて、ハンガーバーに並べれば、スペースも取らないし、お店のスタッフが整理整頓するのにも楽です。
また、お客さまからしてみても、取り扱いしやすいはずです。
その反面、「平積み」だと、1枚1枚手間暇かけて整理整頓しないといけないので、非効率です。
そのうえ、お客さまからしてみても、ちょっとサイズを見るにも、キチンとたたまれている商品を、いちいち広げないといけないので、面倒なはずです。
ですが、反応の高さという面で見ると、「平積み」の方が有利なんです。
手間暇かかることの方が、お客さまの反応も高く、売上げに結びつく可能性が格段に高いのです。
ようするに、効率重視で考えていると見えなかったことが、現実のデータにはキチンと反映されていたということです。
手間暇かけることが、全て正しいわけではありません。
しかし、こういったデータも、また現実です。
手間暇かけるべきところは、手間暇かける…
効率だけにとらわれるのではなく、商売としての視点で考える習慣を忘れないようにしてください。
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