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これこそ、新しいプロジェクトのあり方です 

 


 

今回、書評の依頼があったのは、

【書籍名】

白川 克 (著) 関 尚弘 (著) / 日本経済新聞出版社

という本です。

 

 

 

先日、私の手元に本書が到着しましたので、早速、拝読させてもらいました。

 

 

タイトルにもあります、「プロジェクトファシリテーション」

一般の方には聞き覚えがない言葉かもしれません。

 

プロジェクトファシリテーションとは、簡単に言えば、

「プロジェクトの現場を活性化し、人と組織の共同作業を促進する」

ことです。

 

こうやって書くと ―― なんだか難しそうな本だな ―― こう感じるかもしれません。

帯に「125年の老舗大企業を変えた5年間の実名ドラマ!」と書いてはいますが、私も実際に読むまでは、“実名ドラマといっても多分に理論系色の強い本では…”と思っていました。

 

ですが、一通り読み終わった後、その先入観はどこかに吹き飛び、“本当に実名ドラマなんだ”ということがよく分かりました。

そして、なぜ、サブタイトルに「クライアントとコンサルタントの幸福な物語」とあるのかも理解できました。

 

この本は、プロジェクト現場の一大感動秘話です。

あえて、このような大げさな言い方をさせてもらったのには、訳があります。

それは、この本には日頃決して語られることのないプロジェクトの裏の部分が、全て書かれているからなのです。

 

プロジェクトに携わる人にとって一番知りたい部分は、クライアントの立場の本音と、コンサルタントの立場の本音です。

ですので、本書のように、クライアントの立場、コンサルタントの立場で、書かれている本は大変貴重だといえます。

 

まさに、「一粒で2度美味しい」 ―― いや、「一粒で3度も4度美味しい」秀逸な本なのです。

 

みなさんも、読み終わった後、著者で、クライアントの立場の関氏と、コンサルタントの立場の白川氏が、きっと羨ましくなるはずです。

そして、

「プロジェクトファシリテーションとは何か」

「新しいプロジェクトのあり方とは何か」

その本質を体感し、実話の持つ感動を味ってください。

 

 

それでは、少し内容の方をザクッと紹介します。

 

最初に説明しておかなければならないのは、本書は、異なる二つの視点で書き進められているということです。

古河電気工業株式会社(以下、古河電工)の人事総務部門の業務改革プロジェクトの5年間の経緯を、クライアントの関氏、コンサルタントの白川氏が、それぞれの立場で綴っています。

ですので、これを踏まえて、内容の紹介を読んでもらえればと思います。

 

 

最初の1、2章は、人事総務部門の業務改革プロジェクトをコンサルタントに依頼するまでの過程が描かれています。

 

古河電工社内での業務効率に対するジレンマや、新しいことへチャレンジする葛藤が脚色されることなく描かれています。

 

こういった、業務改革に至るまでの経緯は、企業サイドもあまり表に出したがらないものですが、こうやって、内部事情などを全て書いてくれていることで、とても参考になります。

 

企業としては、どういったときに、変革を推し進めるべきなのか

コンサルタントとして、企業はどういった内部事情があるのか

 

こういった視点で読み進められるので、企業側の人間、コンサルタント側の人間ともに、書かれている内容をこれからのビジネスに役立てることができるのではないでしょうか。

 

 

次の3、4、5章は、プロジェクトの草案作りから、現実のプロジェクトにするまでの過程が描かれています。

 

プロジェクト立ち上げまでの、調査、分析などの手法を詳細に書かれた本は数多くあります。

 

ですが、本書のように、

調査、分析などの解説 + 回りの動向や感情

などが書かれたものは皆無に近いといえます。

 

ですので、この3、4、5章は、ある意味、気付きの宝庫です。

技術的な資料も豊富ですし、その時々の回りの動向や感情も細かに描かれているので、これほどの確かなプロジェクトファシリテーションの教科書はないと思います。

 

特に役立つのが、クランチポイント(困難な状況)に遭遇したときの対処法です。

3、4、5章では、いくつものクランチポイントを乗り越えていくのですが、その際の対処の方法などは、どんな本を読んでも載っていません。

 

中でも、第5章の「もう一度出直してこい!」~それ以降 ―― は、経営幹部を説得するためには、何が必要かがあますことなく書かれているので、企業サイドの人、コンサルタントサイドの人ともに、とても参考になるはずです。

 

 

本書には、最初から最後まで、実話の持つ面白さと、プロジェクトファシリテーションの実践のポイントが、存分に盛り込まれています。

 

このように色々と盛り込みすぎますと、普通なら一つ一つの内容が薄くなってしまいますが、この本に限って言えば、そんな心配は無用です。

ポイント、ポイントのエキスがぎゅっと濃縮されていますので、その内容の濃さに驚かれるはずです。

 

 

プロジェクトを推進させるためには、プロジェクトマネジメントは不可欠な要素ですが、これからは、プロジェクトファシリテーション(プロジェクトと人との関わり)が重要な要素になりつつあります。

 

本書には、新しい時代のプロジェクトの方向性である ―― 「プロジェクトの現場を活性化し、人と組織の共同作業を促進する」 ―― このプロジェクトファシリテーションのポイントが網羅されています。

 

ですので、手にとって、熟読してもらえれば、きっとプロジェクトに携わるみなさんのお役に立つはずです。

是非、一冊、お手元に置かれてはいかがでしょうか。

 

 


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