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「地頭力」を鍛えるなら、この一冊がお薦めです 

 


 

今回、書評の依頼があったのは、

【書籍名】

過去問で鍛える地頭力 外資系コンサルの面接試験問題

大石 哲之 (著) / 株式会社 東洋経済新報社

という本です。

 

先日、私の手元に本書が到着しましたので、早速、拝読させてもらいました。

 

今回は、地頭力をテーマに書かれたものですので、期待して読ませていただきました。

 

読み終えた後は、期待以上の濃い内容に、

「流石、All About“コンサルティング業界で働く”ガイドの大石氏の著書だけあるな」

と大満足しました。

 

ケース問題に対する思考プロセスを書いた解説系の本は、概要をザクッと説明して終わりというケースがとても多いのですが、本書は、細部まで手取り足取り、事細かに思考方法と分析方法が書かれていることには驚かされました。

 

今までも、何冊ものケース問題の解説書系の書籍を読みましたが、ここまで分かりやすく詳細に書かれたものはなかったように思います。

そういう意味では、本書はトップクラスに位置する良書だといえます。

 

また、このようにとても分かりやすい内容ですので、戦略系コンサルティング業界を目指す人だけではなく、それ以外のビジネスパーソンの方にも、思考力を鍛えるトレーニングマニュアルとして、強くお薦めしたいと思います。

 

 

まず、本書の概要ですが、実際に外資系の戦略コンサルティング会社で採用試験に出題された、「地頭力」を問うケース面接の問題20問が提示されています。

 

ちなみに、ケース面接とは、仮説力、論理思考力などの「地頭力」を試す面接で、戦略系コンサルティング会社では、多数の応募者の中から、コンサルタントに必要な「地頭力」のある人材を採用するために、必ずといって良いほどこの面接方法が行われています。

 

そして、このケース面接問題に対して、現役の戦略系コンサルタントが模範解答例を分かりやすく、詳細に解説する組み立てになっているのです。

 

構成方法も、1つの問題に対して、思考の組み立てや分析が、実際の思考プロセスに沿って時系列に書かれていますので、非常に読みやすく、理解が深まる構造になっているといえます。

 

このような構成にしたのも、この本を読むすべての人に、戦略系コンサルタントの思考プロセスを疑似体験してもらうことで、思考のレベルアップを図ってほしいという、大石氏の願いが込められているのでは、と思います。

 

 

では、内容について少しご紹介しておきます。

 

前半部分は、何らかの前提を推定して問題解決を図る「フェルミ推定」系の問題が、10問出題されています。

ここでは、制限時間の中で、仮説と論理展開を用いて解を推定することにより、結論を導き出すため、全体を俯瞰(ふかん)して考える能力が必要とされます。

 

例えば、

「シカゴにピアノ調律師は何人くらいいますか?」

という、フェルミ推定の代表的な問題が思考プロセスとともに記載されているのです。

 

具体的には、

需要量=供給量

と仮定し

調律師の数=調律の需要÷1人が調律できる件数

という公式をもとに、約8ページに渡り推定を進めています。

 

要素分解の方法、推定の具体的方法、検証方法などが、詳細に図解されていますので、誰(だれ)もが直(す)ぐに思考プロセスのポイントを理解できるはずです。

 

 

後半部分は、ビジネスシーンを想定して対応を考える「ビジネスケース」系の問題が、前半と同じく10問出題されています。

ここでは、ケース面接の本丸といえる、自分でストーリーを組み立てて思考を展開する能力が必要とされます。

前半部分が基礎能力としますと、後半部分は実践能力といえます。

 

例えば、

「羽田空港の利用者数を増やすにはどうすればいいのでしょうか?」

というような、ビジネスシーンにマッチした具体的な問題が記載されているのです。

 

この問題は、前半部分の「フェルミ推定」問題で出題されている

「羽田空港の1日の利用者数は何人か?」

とセットになっていて、問題の構成も実によく練って考えられているといえます。

 

具体的には、

利用者数=離発着数×1機あたりの平均利用客数

という公式をもとに、約11ページに渡り理論を展開しています。

 

基本的なストーリーの組み立て方に始まり、個々の仮説への、アプローチの仕方と分析方法、論理展開による結論の導き出し方までが、時系列に沿って図解を交えて解説されており、とても分かりやすい構成になっていますので、一見難しい内容もスッと頭に入るはずです。

 

 

このように、本書を読み込んでトレーニングすれば「ジェネラルな問題解決思考エンジン」を誰(だれ)でも簡単に身につけられるようになっています。

ですので、外資系戦略コンサルティングに就職、面接を考えている方には、是非、1度目を通しておいてほしいと思います。

 

それともう1つ、一般的にこういう専門的な解説系の書籍は、

「コンサルタント向けでは…」

と思われがちです。

ですが、本書は、「地頭力」を必要とする思考法が「いかにビジネスパーソンにとっても重要な要素であるか」を再認識させてくれる一冊であるともいえます。

ですので、社会で活躍されている様々な方に、自己啓発やスキルアップを兼ねて、是非、目を通していただければと思います。

 

 


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こんにちは!

はじめまして
HABITナビゲーター 松本幸二 と申します(^_-)--☆

ブログ拝見させて頂きました♪

非常に参考になる情報を、ありがとうございます^^
早速買ってみますね♪

また、遊びにきます^^
[ 2009/08/01 16:01 ] [ 編集 ]

著者です。

レビュー、ありがとうございます。
「地頭力」を必要とする思考法が「ビジネスパーソンにとっても重要な要素であるか」を再認識させてくれる一冊とのお言葉ありがとうございます。
わたしもまさにその点を伝えたくて書きました。コンサルタントを目指すひと以外にも、この思考法はビジネスにおける必須の思考だと思うのです。
あえてコンサル向け受験書という体裁ではなく、一般向けに書いたのもそこが伝えたかったからです。
ありがとうございました。
[ 2009/08/04 20:51 ] [ 編集 ]

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いつもほんとうに、有り難うございます














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