ビジネス、特にマーケティングにおいては、垂直思考より、水平思考を必要とされるケースが多くあります。
この水平思考が上手くできないという話を、いろいろな分野の経営者のかたから度々聞きますので、今日は水平思考のテクニックについて少し書いてみたいと思います。
今回取り上げるのは、エドワード・デ・ボノ博士が提唱する「シックス・ハット」についてですが、この水平思考法は、フィリップ・コトラー氏もマーケティングに取り入れる必要があると言うほどの思考法ですので、是非、さわりだけでも覚えておいてください。
シックス・ハットの思考法を簡単に説明しますと
- ホワイトハット(白い帽子)情報的視点
- 客観的な事実と数値(データ)
- レッドハット(赤い帽子)感情的視点
- 怒りや情熱などの感情
- イエローハット(黄色い帽子)プラス思考的視点
- 積極性、希望、肯定的な思考
- ブラックハット(黒い帽子)注意的視点
- 警戒と注意、思考の弱点
- グリーンハット(緑の帽子)創造的視点
- 創造性、新しい思考
- ブルーハット(青い帽子)思考プロセス的視点
- 冷静さ、調整、統制
これらの、6つの異なる視点から物事を水平的に見ることです。
シックス・ハットという架空の帽子をかぶることで、異なった視点で物事を考えようとすることが、この思考法のポイントです。
ゲーム感覚で楽しく思考できますので、会議やミーティングなどで使っても、個人で使っても、とても便利です。
水平思考が上手くできないかたは、是非、参考にして取り入れてみてください。
※ブルーハット(青い帽子)は、思考の最初と最後には必ず使用し、テーマの設定、最終的な思考のまとめを行います。
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