即効性に頼るマーケティングが何かに付けて持て囃(はや)されています。
確かに、販売者側の思いだけを形にしますと、即効性はどうしても実現させたいことの一つです。
直ぐに効き目が出る方が、不必要な経費も掛かりませんので、これほど良いことはないのですから。
ですが、即効性に頼りすぎますと、マーケティングを仕掛ける際に、お客さまの感情ばかりを刺激する心理マーケティングの方法に頼るようになります。
これでは、お客さまと長い付き合いはできません。
集客に拘(こだわ)る狩猟型マーケティングを行う際は、このような手法を取るのですが、長続きする商売には向いてないと言えます。
マーケティングというものは、
お客さまとの関係を重視し、 お客さまに可愛(かわい)がられ、 お客さまから末永くお付き合いしていただけて、
始めてマーケティングと言えるのです。
一部では、お客さまを心理マーケティングで煽(あお)って購買に結びつけることが、マーケティングであるかのように言われていますが、これは大きな間違いです。
お客さまを育て教育することが大切などと言われているのも、同じように間違いです。
即効性を追い求める余り、販売者側の都合のいいようにお客さまをコントロールしようとすれば、いつかは火傷(やけど)する事になります。
誰だって即効性を期待したいのは同じですが、商売を成功させるためのマーケティングをするなら、ロングスパンの、本当の意味でのマーケティングに心血を注(そそ)いでください。
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資格や経歴というものはとても大切です。
しかし、必要事項ではありません。
ですから、大切だからと言って、資格や経歴がないと何にもできないというのは、大間違いです。
「きれい事を言うな」
何て、思うかもしれません。
ですが、これは、私がコンサルとして、経営者として、実際に肌で感じてきたことなのです。
色んな経営者を見てきましたが、そのほとんどは、
資格も経歴も、何もない状態から、起業されています。
そして、
資格も経歴も、何もない状態で、経営を続けています。
よく巷(ちまた)で、
輝かしい経歴がないと駄目
立派な資格がないと駄目
などと、言われていますが、実際にはそんなものなど何の役にも立ちません。
資格や経歴は、商売をしてくれないのです。
では、何が大切なのか
それは、“皆さん自身”です。
資格でも経歴でもない、“皆さん自身”です。
もし、今、皆さんが何もない状態なら、これは千載一遇のチャンスです。
「何もない」ということは、換言すれば「何でもできる」のですから。
“資格や経歴なんて、後からついてくる”
これぐらいの、ポジティブな思考で、今は前向きに一歩を踏み出すことに集中して、数年後には、素晴らしい経歴と資格を手にしてください。
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経営者のかたのヒアリングをしていますと、よく出てくる言葉に、
「他にやりようがありませんでした」 「他に手の打ち用がありませんでした」 「他に・・・」
などの言葉があります。
こういう他人(ひと)事のような言動をする経営者が経営する会社は、ほとんどの場合、経営状況が芳(かんば)しくありません。
「他にやりようがありません」
とは、思考を停止しているのと同じです。
これでは、会社の経営が上向く訳がありません。
打ち手や手法、方法と呼ばれるものは、探せば幾らでも見つかります。
「これ以上、他の方法は本当にないのだろうか?」
と自問し続ければ、
“無限の可能性”が開かれるのです。
小さな会社でも、大きな企業でも、
「他に・・・」
と言い始めたら、成長など見込めません。
本当に成長を望むなら、問題意識を持って取り組み、
それでも「自社の力だけでは限界がある」
と思うなら外部の力を借りてでも“無限の可能性”を追い求めてください。
商売は諦(あきら)めたら、そこで終わりです。
誰も救いの手を差し伸べてはくれません。
自社の経営を守れるのは、経営者のかただけです。
厳しい経済状況に負けることのないよう、新たな一手を次々と打つ努力をしてください。
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本日ご紹介するのは、素敵なブログ2件です
新公益法人支援ネットワークのブログごと in 大阪 ムラピィのブログ
本日一件目は 田中さんのブログ「新公益法人支援ネットワークのブログごと in 大阪」 です。 行政書士及び社会保険労務士として、公的機関のNPO相談員やNPO法人設立運営講座講師も務める田中さんが、非営利団体・法人運営のための各種情報を綴られているブログです。収益改善、運営強化のポイントから運営資金、広報活動、人材問題等についての幅広い情報が掲載されていますので、是非一度お立ち寄りください。
本日二件目は ムラピィさんのブログ「ムラピィのブログ」 です。 小江戸、川越にて税理士をされているムラピィさんが日々の出来事や思いついたことを綴られているブログです。観察眼の鋭さと、感性の豊かさで、ムラピィさんの周りで起こった出来事から、政治経済の問題、各種税の問題までを、独自のシャープな切り口で記事にされていますので、是非一度お立ち寄りください。
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コンサルタントして、そして、マネジメントする立場の人間として、「経営が破綻(はたん)した」若しくは、「悪化した」ケースを、数千事例検証してきました。
このような事例で共通しているのが、
「経営者の思考が“負の連鎖”を引き起こしている」
ということです。
例えば、
と分かっていても、
○○するには時間が掛かる ○○したところで、焼け石に水 ○○したところで、上手くいくはずない
というように、物事を始める前から、思考が負の連鎖を引き起こして、
という結果を導いて、結局何も手を打たずに成り行きに任せていたのです。
私が検証した限りでは、
ほとんどの経営者は実態を把握していた 又は、何らかの手を打てば解決や改善ができると分かっていた
と思います。
なのに、自ら最悪の結果を望んでいたとしか言いようがありません。
“負の連鎖”は、「百害あって一利なし」です。
自社のことを冷静に検証、分析するのは難しいかもしれませんが、“負の連鎖”を引き起こさないためにも、客観的に自社を眺める余裕を持ってください。
最後に、経営者のかたも時間があれば、「経営が破綻(はたん)した」若しくは、「悪化した」ケースを自身で勉強してみてください。
こういうケースの中には多くのヒントが隠されていますので、とても役に立つと思います。
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ドワイト・D・アイゼンハワー 「一日を顧みて、どこか面白かった、楽しかった、本当に満足だったという所がなければ、その一日は無駄に過ごしたことになる。私にとって、それは神にそむく事であり、よこしまな事なのだ。」
一日を顧みることさえできないほど、目まぐるしい毎日。
普通なら、一日を顧みることさえ難しいのに、あえて、もう一歩踏み込んだ、この言葉の深さ。
「一日を顧みて、どこか面白かった、楽しかった、本当に満足だったという所がなければ、その一日は無駄に過ごしたことになる。」
まさに、聖賢と呼ばれる人の、日常のパワーを感じます。
日々を
“面白い”
“楽しい”
“満足”
と感じるためには、一瞬一瞬を大切にして、いつも120%で行動してないと無理です。
少しでも、
自分自身に甘えたり
物事を先送りにすれば
一日を顧みたとき、後悔だらけになってしまうはずです。
一日を無駄に過ごしたと思わないためにも、この言葉に一歩でも近づけるようにしたいものです。
天与の、この人生。
毎日を
“面白く”
“楽しく”
“満足”
できるように生きることこそが、私たちの使命ではないでしょうか。
悔いのない人生を生きるために、この言葉を何度も読み返し、心に刻んで、日々精進してください。
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今日の記事を書く前に、
今まで、「ビジネス」というような堅い表記をしてきたのですが、今後は、「商売」というように柔らかい表記にいたします。
ベタではありますが、コチラの方がグッと身近にイメージできると思い、変更することにしました。
ご理解の程、よろしくお願いします。
さて、それでは、本題に入りたいと思います。
ニッチ(隙間(すきま))を狙(ねら)う商売で、大切なのは商売分野の絞り込みを行うことです。
では、絞り込みは、何処(どこ)まですればいいのか?
皆さんは、考えたことがありますか。
ニッチな分野への進出が上手く行かない会社の多くは、
「ある程度まで、絞り込めばいいんじゃないの」
この程度の基準しか持っていません。
そこで実際にニッチな分野で成功を手にした会社は、どういう基準を持っているのかを見てみますと。
ある会社で、絞り込みを行う際、実施しているのは、
“たった一人しか利用者を想定できない所まで絞り込む”
です。
中途半端じゃなくて、徹底的にミクロなカテゴリーに拘(こだわ)るのです。
「こんな商品使う人いないよな」
「こんな商品欲しがる人いないよな」
と思えるようなものに特化するのです。
成功を手にした会社は、上手くいかない会社に比べますと、リスクを抱えてでも、もう一歩踏み込んだ発想をしています。
こういう発想の基準を持ち、本当のニッチ(隙間(すきま))を見つけることが、ニッチ商売を成功させる鍵(かぎ)ですので、皆さんも、参考にしてみてください。
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“情報をだし惜しみなく伝え、お客さまの気持ちを引きつける”
こうすることが、販売に結びつける仕掛けのセオリーです。
しかし、この真逆の
“情報を小出し、又は、出し惜しみして、お客さまの気持ちを引きつける”
という逆張り的手法も仕掛けになります。
逆張りは強烈なフック(引っかかり)です。
お客さま心理として、
ほとんどの会社が情報を提供していますのに、特定の会社だけ情報を出し惜しみしますと、とても気になるものです。
なぜなら“無い物ねだり”をする人間の心理が根底にあるからです。
このお客さま心理を巧みに突く手法が、逆張り的手法になります。
逆張り的手法というのは、奇をてらった手法になりますので、一般的にはお薦めはできません。
ですが、同業他社の商売の方向性や手法が画一化した時は、このような奇をてらった手法も効果を発揮します。
同業他社と同じ事をしていたのでは、成果を出すことが難しくても、真逆を狙(ねら)えば期待通りの成果を出すことも容易です。
逆張り的手法を成功させるためには、日頃(ひごろ)から競合他社の手法を見極めておく必要があります。
同業他社のほとんどが、セオリー通りの手法を用いているならチャンスです。
皆さんの周りでチャンスを見つけたら、是非、逆張り的手法を試してみてください。
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撤退や失敗を罪悪のごとく考える、経営者のかたが少なくありません。
撤退、失敗 = 逃げる、投げ出す、諦める
と同意に考えてるからだと思います。
逃げたら駄目 投げ出したら駄目 諦(あきら)めたら駄目
確かに、素晴らしい考え方です。
私も、この考え方に大賛成です。
逃げる”こと、“投げ出す”こと、“諦(あきら)める”ことは罪悪だと思う一人として、この考え方は正しいと思います。
ですが、
撤退や失敗は、“逃げる”ことでも、“投げ出す”ことでも、“諦(あきら)める”ことでもないのです。
“撤退”や“失敗”は、
会社が成長する上で必要な試練あり
会社を継続させるために必要な方向転換なのです。
一歩踏み出せば、崖(がけ)から転落する状態の時、
勇気を振り絞って撤退して、会社を建て直すのも
無謀に崖(がけ)から飛び降りて、破綻(はたん)の道を突き進むのも
経営者次第です。
撤退、失敗 = 逃げる、投げ出す、諦(あきら)める
なら、後者のように破綻の道を進むことになります。
こうならないためにも、
“撤退”や“失敗”は、
会社が成長する上で必要な試練あり
会社を継続させるために必要な方向転換である。
と言うことを、覚えておいてください。
先行き不当な時代ですが、右に行くも左に行くも、経営者の皆さんの考え次第でどちらにも進めます。
日々の舵(かじ)取りは重要ですの、細心の注意を払って、間違いを起こさない努力をしてください。
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「マイナスから始める勇気はあるか!」
この言葉と似た言葉を、私がまだ駆け出しの頃、いろいろな諸先輩方から頂きました。
起業をしたい、商売を成功させたい、人はそれぞれ色んな目標を持っています。
しかし、本当に目標を実現する人はほんの一握りです。
なぜ、ほんの一握りしか実現できないのか?
それは、
「マイナスから始める勇気はあるか!」
と問われて
「勇気がない」
と答えるからです。
「いや、自分なら“勇気はある”と答える」
ほとんどの人が、こう言います。
確かに、“マイナスから始める勇気はある”言葉で言えば簡単です。
ですが、実際には生易しいものではありません。
借金というマイナスからのスタート 更生するためのマイナスからのスタート
本当に覚悟がなければ、できないことです。
だから、ほんの一握りの人しか実現できないのです。
起業したけど、全く駄目 経営が芳(かんば)しくない 商売が上手くいかない
色んな問題を抱えてる人は、今一度、
「マイナスから始める勇気はあるか!」
と自分自身に問いかけてみてください。
そして、
「勇気はある」
と自信を持って答えられるように、努力を惜しまないようにしてください。
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