マーケティング効果を測定する際、ROI(投資収益率)(return on investment)を把握するのが命題になってきています。
こうやって、マーケティングが数値化されて、学問になればなるほど、マーケティングの本質からかけ離れていくように感じているのは、私だけでしょうか。
検索技術が発展し、広告の効果測定ができるようになり、複雑な顧客の動線さえも数値化できるようになって、確かに効果的なマーケティングが可能になったと思います。
ですが、機械的になればなるほど、人と人の繋(つな)がりが希薄になって、マーケティングが株式相場のように数字で左右されるのには、違和感を抱いてしまいます。
- ドラッカー氏
- 「マーケティングの究極の目標は、セリング(売り込み)を不要にすることである」
- コトラー氏
- 「マーケティングとは、個人や集団が、製品および価値の創造と交換を通じて、そのニーズや欲求を満たす社会的・管理的プロセスである」
などが提唱するマーケティングに確かに近づいているのかもしれません。
ですが、ドラッカー氏やコトラー氏が提唱するマーケティングの本質とは、何かが違うような感じがします。
スピリチュアルな面、エモーショナルな面で、商品の売れ行きが変わるように、マーケティングも数字だけではなく、もっとスピリチュアルな面、エモーショナルな面を大切にした考えが必要なのではないでしょうか。
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どんな商品でもインパクトがありませんと、お客さまに見向きもされません。
- 見た目のインパクト
- 臭いのインパクト
- 触った感じのインパクト
- 音のインパクト
- 味のインパクト
お客さまに、商品に対して興味を持ってもらうためには、このようなインパクトの組み合わせが必要です。
個性的とも言えるインパクトを演出する仕掛けを行うことで、お客さまは初めて商品に興味を示してくれるのです。
インパクトの演出をするとき、
「ここまですると、お客さまが引くのではないか?」
と遠慮気味にインパクトを演出するのですが、これは大きな間違いです。
情報に溢(あふ)れているという状況の中では、よほどの演出をしない限り、お客さまが引くことはありません。
言い換えれば、企画者側が想像している以上の演出をしないことには、お客さまにインパクトを与えることができないのです。
販売が思うように伸びないときは、この「インパクトで刺激して商品に興味を持ってもらう」という仕掛けを見直してみてください
お客さまの脳をインパクトで刺激することができれば、確実に商品に興味を示してもらえるようになりますので、是非、試してみてください。
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