先日、調べ物をしている途中、世界第3位のカジュアル衣料品店、スウェーデンのヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)が、日本進出をしたとの記事を見ていて、ふと感じたことを書いてみたいと思います。
感じたことというのは、ヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)のビジネス手法がとても時代にマッチしているということです。
ヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)のUSP(Unique Selling Proposition)を簡単に調べてみますと、
「流行をいち早く取り入れた商品力」
にあるようです。
衣料品というのは流行に敏感で、ほんの数か月の内に販売しないと流行遅れになってしまいます。
そこで、多くの大手衣料品店は流行に左右されにくい定番商品を数多く取りそろえることに力を入れています。
しかし、ヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)は、この部分にニッチを見つけて、あえて、流行の商品を豊富に取りそろえる戦略を取ったのです。
一般的な製造工程を経て商品化までに数か月を要していたのでは、流行の商品を大量に取り扱うことができませんので、この部分を大幅に短縮しています。
企画から製造までを、たった2~3週間でできる製造工程を作りあげることで、他社との差別化を図ったのです。
流行のスピードを上手く取り入れたこのビジネス手法は、時代にマッチしており、とても勉強になる手法だと思います。
既に世界30か国に約1600店舗を展開していますので、日本での店舗展開の仕方、戦略も期待が持てます。
ヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)のビジネス手法を、皆さんも是非、参考にしてみてください。
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