経営者の多くは、「過去の分析をしない傾向にある」という統計結果があります。
過去の分析をしない経営者の割合は、経営者の総数を10としますと、約8~9と言われています。
早い話が、ほんの1割程度しか、過去の分析をしていないのです。
そして、この1割の会社は、不景気にも強く、5年後、10年後の会社の生存率も高いという調査結果がありますので、会社としての成功と失敗の分かれ目は、こういう所にあるのだと思います。
「当社は過去を振り返らない」
と言えば、格好良く聞こえますが、ビジネスの世界では通用しません。
過去をしっかりと分析してこそ、未来が開けるのです。
5年後も10年後も会社として存続したいのなら、過去の成功と失敗の分析は最低限してください。
成功と失敗を分析する上で大切なのが、過去と言っても5年前や10年前の分析は余り役に立ちません。
これだけ、経営のスピードが速くなっていますので、直近1~2年程度を目安にしてもらえればいいと思います。
やり方は至って簡単で、
- 縦軸に、何の戦略・戦術か(販売戦略・戦術、広告戦略・戦術、商品戦略・戦術など)
- 横軸に、戦略・戦術内容・評価(ABC評価、○△×評価など)・評価詳細などを記載してください。
このようにして、今までの成功や失敗を分析して一覧にすることにより、何が上手くいって何が上手くいかなかったかが、一目でわかるようになり、今後の対策を立てる上でとても役に立ちますので、参考にしてみてください。
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