不景気なときでも儲(もう)かっている会社はあるもので、先日、不景気でも儲(もう)かっている会社の経営者のかたにアレコレ話を聞く機会がありました。 話をしていますと、興味深い話があり、とても参考になりました。 その話が 「儲(もう)かっている会社が、なぜ、儲(もう)かっているのか研究した」 という話です。 「何だ、そんなことか」 と思うかもしれませんが、私の知る範囲でも、この研究を真面目(まじめ)に取り組んでいる会社は皆無に近いと思います。 一見どこの会社にでも、できるようなことなのですが、どの会社もしてないのが、この研究なんです。 自社の考え方は常に正しいという判断の上にたって、「儲(もう)かっている会社が、なぜ、儲(もう)かっているのか研究する」という会社は確かにあります。 ですが、これでは改善や改革で成果を上げることはできません。 自社がやっていることは根底から違うという考えの上に立って、「儲(もう)かっている会社が、なぜ、儲(もう)かっているのか研究する」ことが大切なんです。 今回お話を伺った会社も、自社の考え方を「儲(もう)かっている会社」の考え方に根本から変えることによって、大きな利益を手に入れたと言われていました。 皆さんの周りの同業他社でも、儲(もう)かっている会社は存在するはずですので、「なぜ儲かっているのですか」を是非、研究して、利益に繋(つな)げてください。
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経営が苦しくなっている会社の事例をいろいろと調べてみますと、資金の循環についての落とし穴に落ちているケースが多々あるようです。 このような会社の多くが、 - 「資金を循環させて、利益をもつぎ込んでいけば、倍々ゲームでどんどん儲(もう)かる」
- 「失敗しても、もっと資金を調達してつぎ込めば、いつかは取り返せる」
と考えていることです。 これは非常に危険な考え方で、どうして危険なのかを、簡単に説明すれば 100万円の資金で100万円儲(もう)かって200万円になったら、 こんどは、その200万円を資金にして200万円儲(もう)ける というような論理矛盾を引き起こしている考え方だからです。 「儲(もう)かれば」という仮定がなければ、成立しない考え方ですので、危険としか言いようがありません。 こういう考え方は、若い企業家のかたに多いように見受けられます。 確かに上手くいけば、一攫千金(いっかくせんきん)かもしれません。 ですが、よく考えてみますと、博打(ばくち)に近い考え方ですので、上手く行く確率は極端に低いのです。 「ころがし」とか「倍がけ法」などと同じ考え方で、ビジネスをすれば失敗しても仕方ないと言えます。 資金を循環させるのは、会社を拡大する上で必要ですが、資金循環の落とし穴にだけは落ちないように、無理な資金循環をしないように心掛けてください。
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先日、ネットを使って調べ物をしているとき 「Googleのウェブブラウザ「Google Chrome」が、リリースされてからわずか1日で、ウェブブラウザ市場で1%のシェアを獲得した」 という記事を見つけました。 この記事を見てGoogleの持つ影響力の大きさを改めて実感しました。 たった1%と思うかもしれませんが、この1%のために各社がどれほど努力してるのかを考えてみますと、わずか1日で1%のシェアを獲得することがいかに凄(すご)いことかが分かります。 IEやFirefoxのシェアには、遥かに及びませんが、Googleの持つポテンシャルには両者とも危機感は抱いているのではないでしょうか。 Googleについては、最近何かと話題が尽きませんが、この影響力を考えるとコンテンツビジネスへの参入などは差し控えた方が良いのかもしれません。 ウェブブラウザでのIE、Firefox、Chromeの三つどもえで、ひとつ気になるのが、各社が独自路線を走ることで、ウェブブラウザの仕様がバラバラにならないようにということです。 現在でも各社ともに表示の仕様が違うため、ウェブの制作現場では苦労をしているようですので、できれば、共通の仕様を決めて、その上で特色を出すようなやり方を考えてもらえればと思います。 三つどもえによる本格的な技術革新と、新たな展開が楽しみなブラウザ戦争、今後も興味深く見守りたいと思います。
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本日ご紹介するのは、素敵なブログ2件です - 社会保険労務士 中野和信ブログ!
- 福岡のパソコンインストラクター 【あけぼの日記】
- 本日一件目は
- hirutonさんのブログ「社会保険労務士 中野和信ブログ!」です。
会社の経営労務関係全般のお悩みを全力でサポートしておられるhirutonさんのブログです。各種セミナー講師の経験も豊富にある社会保険労務士hirutonさんの、日々の仕事、勉強、私生活について綴られていますので、是非一度お立ち寄りください。
- 本日二件目は
- 光岡さんのブログ「福岡のパソコンインストラクター 【あけぼの日記】」です。
福岡県を拠点に、シニアの方々を中心とした、楽しいパソコン教室を展開中の光岡さんのブログです。パソコンインストラクターとして、そして経営者として、日々の出来事から経営についてまで、豊富な話題を提供してくれていますので、是非一度お立ち寄りください。
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「儲(もう)けるとは?」という禅問答のような質問を度々されます。 私の答えは、いつも 信じる者と書いて儲(もう)けるというので、 - 自分がやっていることを信じて
- 相手に信用してもらって
- 商品やサービスを提供すること
- そして、全員がもうけること
だと思っています。 儲(もう)けるの見解は色々あると思いますので、何が正しいのかは私にも分かりません。 ですが、たった一つ言えるのは、儲(もう)けるとはゼロサム・ゲームであってはならないということです。 誰かが儲(もう)けるから、誰かか儲(もう)からない ではなくて みんな儲(もう)ける が儲(もう)けるの原点だと思うのです。 「そんなことはあり得ない」 と言われるかもしれません。 パレートの法則にしてもジップの法則にしても、一部の人が儲(もう)けているのは明白だと言われるでしょう。 確かに、その通りですが、一部の人だけでなく、全員が儲(もう)けることも私は可能だと思うのです。 いや、そうしませんと、駄目なんです。 なぜなら、競争の理論はいずれ破綻(はたん)しますが、共存共栄の原理には明るい未来があるからなんです。 豊かな未来のために、全員が儲(もう)けられるように、共存共栄の気持ちを大切にしてください。
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- 矢野恒太
- 「およそ人間の地位や名誉、財産ほどくだらないものはない。わしは無一文で生まれてきたのだから、無一文で死ぬのが理想だ。」
まさに、豪快そのものの名言です。 「およそ人間の地位や名誉、財産ほどくだらないものはない。」 と切って捨てられる境地に至ったからこそ、言える言葉です。 誰でもが、一度はこう言ってみたいと思うのですが、この言葉を心から言えるようには、そう簡単にはなれません。 何度も挫折(ざせつ)を経験して、苦しみを乗り越えて、始めてこの言葉は言えるのではないでしょうか。 「わしは無一文で生まれてきたのだから、無一文で死ぬのが理想だ。」 夢を現実にした人にとっては、天与を完(まっと)うできたこと以外は、何もいらないのだと思います。 全ての人に感謝し、生かしてもらっている喜びを知った聖賢は、皆口を揃(そろ)えて同じことを言われます。 聖賢にとっては、無一文で生まれきたのですから、無一文で死ぬことを至極当然であり、そうすることが理想なんだと思います。 人間誰しも、地位や名誉、財産に固執しますが、 「およそ人間の地位や名誉、財産ほどくだらないものはない。わしは無一文で生まれてきたのだから、無一文で死ぬのが理想だ。」 この言葉を、今一度、自問自答して、聖賢に一歩でも近づけるように、努力してください。
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マーケティング効果を測定する際、ROI(投資収益率)(return on investment)を把握するのが命題になってきています。 こうやって、マーケティングが数値化されて、学問になればなるほど、マーケティングの本質からかけ離れていくように感じているのは、私だけでしょうか。 検索技術が発展し、広告の効果測定ができるようになり、複雑な顧客の動線さえも数値化できるようになって、確かに効果的なマーケティングが可能になったと思います。 ですが、機械的になればなるほど、人と人の繋(つな)がりが希薄になって、マーケティングが株式相場のように数字で左右されるのには、違和感を抱いてしまいます。 - ドラッカー氏
- 「マーケティングの究極の目標は、セリング(売り込み)を不要にすることである」
- コトラー氏
- 「マーケティングとは、個人や集団が、製品および価値の創造と交換を通じて、そのニーズや欲求を満たす社会的・管理的プロセスである」
などが提唱するマーケティングに確かに近づいているのかもしれません。 ですが、ドラッカー氏やコトラー氏が提唱するマーケティングの本質とは、何かが違うような感じがします。 スピリチュアルな面、エモーショナルな面で、商品の売れ行きが変わるように、マーケティングも数字だけではなく、もっとスピリチュアルな面、エモーショナルな面を大切にした考えが必要なのではないでしょうか。
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どんな商品でもインパクトがありませんと、お客さまに見向きもされません。 - 見た目のインパクト
- 臭いのインパクト
- 触った感じのインパクト
- 音のインパクト
- 味のインパクト
お客さまに、商品に対して興味を持ってもらうためには、このようなインパクトの組み合わせが必要です。 個性的とも言えるインパクトを演出する仕掛けを行うことで、お客さまは初めて商品に興味を示してくれるのです。 インパクトの演出をするとき、 「ここまですると、お客さまが引くのではないか?」 と遠慮気味にインパクトを演出するのですが、これは大きな間違いです。 情報に溢(あふ)れているという状況の中では、よほどの演出をしない限り、お客さまが引くことはありません。 言い換えれば、企画者側が想像している以上の演出をしないことには、お客さまにインパクトを与えることができないのです。 販売が思うように伸びないときは、この「インパクトで刺激して商品に興味を持ってもらう」という仕掛けを見直してみてください お客さまの脳をインパクトで刺激することができれば、確実に商品に興味を示してもらえるようになりますので、是非、試してみてください。
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最近便利だと思うことに、本によっては、普通に読める本とB5サイズの図解本が同時に出ていることです。 この図解本はとっても便利で、文章ばかりではないため、記憶にも残りやすく、アッという間に一冊読み終えてしまいます。 時間をかけてゆっくり読むことができないときなど、本のエッセンスだけを詰め込んだ図解本は、本当に助かります。 「本を読みたくても時間がない」 と言われる人には、是非、試してもらいたいと思います。 この図解本というのも、考えてみれば、売れる仕掛けとして大変面白い要素を多く含んでいます。 - 現代人の時間に対する強迫観念を逆手にとっての「時間の有効利用」
- 読書嫌いの人も、「読む」ではなく「見る」感覚で読めること
- 図解が多く記憶に残りやすいこと
- 書籍のサイズがインパクトがあること
- 読者が意味をくみ取るではなく、答えが分かりやすく図解にされている
その他様々な「こういう本があったらいいな」が取り入れられています。 こういうアイデアは、とても素晴らしいと思います。 今までにもB5サイズの本はたくさんありましたが、普通の本をB5サイズの図解本にした点が、今までになかった奇抜なアイデアではないでしょうか。 「読書はちょっと苦手で・・・」 と言われる人は、これを機会に図解本から初めてみてください。 パラパラめくるだけで、案外頭に入ってきますので、是非、試してみてください。
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他人と自分を比較して、浮かれたり、落ち込んだりするのが人の常です。 ですが、これでは周りに振り回されているだけです。 ○○さんは○○の仕事だから、自分より偉い ○○さんは○○の仕事だから、自分より偉くない こんなことを、幾ら言っていても、未来は開けません。 他人と自分を比較したところで、何も得るものはないのです。 必要なのは比較ではなく、自分がどれだけ頑張ったかではないでしょうか。 自分がどれだけ努力したかではないでしょうか。 現代は競争社会ですので、どうしても他人と比較されるかもしれません。 ですが、比較はあくまで、第三者が過去の結果をみて、ランク付けしているにすぎないのです。 未来は比較では、知ることはできません。 誰かが勝てば、誰かが負けるのは当たり前です。 ゼロサムゲームに踊らされて一喜一憂するよりは、もっと足元を見てください。 他人の評価に踊らされて一喜一憂するよりは、自分をもっと見つめてください。 一人一人に与えられた、天与の能力を使い切れるように、浮かれたり、落ち込んだりせずに、自分の道を信じて力強く歩いてください。
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