fc2ブログ








敵と己を知ることから 

 

前回は、基本理念経営理念企業理念行動指針コーポレート・フィロソフィー)と言われる、企業の基本的価値観と使命を明示したものが如何に重要かを記事にしましたが、今回は競争相手と自社を分析することの重要性と、一番簡単な手法を書いてみたいと思います。

古の昔から、「敵を知り己を知れば百戦危うからず」(孫子の兵法)と言われていますが、現代のビジネスにおいても全く同じことが言えると思います。

私がコンサルタント業務を始めるときも、まずは基本理念の確認と確立、その次が業界の分析(競争相手)、自社の分析を行います。

「どこの企業でもそれくらいのことは分かっているだろう?!」と言われるかもしれませんが、案外こういう基本的なことは、ないがしろにされているのです。

企業は短期決戦型で成果主義に走りがちですから、基本より結果優先になり対策ばかりが重要視されて、何のための対策かが分からなくなっていることが多いのです。

根拠無き対策、打ち手ですから、もちろん成果も期待できるわけありませんが、それが対策や打ち手だと大まじめに考えているのです。

言い換えれば、「この場所は鯛が釣れる場所だから、とりあえず糸を垂らしておけば鯛は釣れるだろう」という考え方です。

これから皆さんに実践してもらいたいのは、このような行き当たりばったりな対策にならないようにするための、基本作業です。

鉛筆と紙があれば誰でもできる簡単な手法なので、直ぐに覚えられると思います。

まず最初にやることは

  • 競合他社の優位性はどこか
  • 競合他社の問題はどこか
  • 自社の優位性はどこか
  • 自社の問題はどこか

これを各項目20個以上書き出してください。

ただし、各項目について書き出す制限時間は10分~20分以内としてください。

なぜ20個以上を短時間で書き出すのかといいますと、人は誰でも固定観念が優先し視野の狭い見方を知らず知らずのうちにしていますので、短時間で数多く書くことで固定観念の入り込む余地をなくし、本来の課題を発見するためです。

人は都合の悪い真実は、メンタルブロックしてしまい、思考からブロックされているので、思考の入り込む余地が無いほどのペースで書き出せば、メンタルブロックされている真実も浮かび上がって来るので、実に有効的な手法です。

実際にやってみれば分かるのですが、たったこれだけでも日頃気づかなかったこと、気づいていたけどメンタルブロックされていたことが、次々と出てくるはずです。

これだけで十分に競争相手と自社の分析になるのですが、皆さんにはもう一歩踏み込んだ分析にチャレンジしてもらいたいと思います。

上記で20個書き出したものに一つずつ下記の質問をしてください。

  • なぜ優位なのか
  • なぜ問題なのか

この質問をしてみると、今まで自分が考えていた固定観念だけでは説明できなくなるはずです。

説明できないと言うことは、新しいアプローチが必要なので、この段階で皆さんの頭の中は柔軟な発想が出来る広い視野をもった状態になるのです。

以上のことが完了すれば、固定観念もなく、今までにない広い視野で、競争相手と自社の分析が出来ているので、きちんと根拠のある対策や打ち手を打てるようになります。

ほんの少しの時間で出来て、効果抜群の手法ですので、皆さんも直ぐに実行してください。

 

 

スポンサーサイト




記事を読んで頂き、ありがとうございます。

お帰りの際に、応援の一押し、お願いします。


ページ最上部へ  [ 2008/02/29 08:38 ] 成功請負 | TB(0) | CM(13)

批判を恐れるな 

 

何事も賛否両論あるものです。

「全員賛成してくれないと・・・」なんて、考えるだけ野暮というものです。

賛成意見もあれば、反対意見もあるからこそ、人生面白いと言えるようになることが大切ではないでしょうか。

普段私たちが考えている常識も、後何年か経てば、非常識になるかもしれません。

批判を恐れていたら、未来の常識なんて一切生まれないのですから、批判を恐れることなく自分の道を一歩また一歩進んでください。

夢を手に入れるまで高みに昇って、批判してる人に心から感謝できるように頑張りましょう。

 

 


記事を読んで頂き、ありがとうございます。

お帰りの際に、応援の一押し、お願いします。


ページ最上部へ  [ 2008/02/29 08:34 ] 燃える言葉 | TB(0) | CM(2)

売りたいなら、お客様を見極めろ 

 

お客様を見極めなければ、売れる商品でも全く売れなくなってしまいます。

皆さんの会社で、お客様になって欲しいと思う人を、考えたことがあるでしょうか?

皆さんがお客様になって欲しいと思うお客様にアプローチすれば商品は売れるようになりますが、その逆のお客様になって欲しくない人がお客様になると商品は売れなくなってしまいます。

では今直ぐにでも、お客様になってもらいたい人はどんな人でしょうか?

  • 商品を購入してくれるお客様
  • 購入してくれるお客様を紹介してくれるお客様
  • 商品に興味を持ってくれるお客様
  • 商品を口コミ(バズ)で広めてくれるお客様

たぶんこのような人に、お客様になってもらいたいと思います。

でもこれだけでは漠然としていて、何も打ち手が打てません。

具体的にイメージできる状態にまで分析できてないから、打ち手が打てないのです。

皆さんの会社の商品を購入してくれる人は誰ですか?

  • 年齢は?
  • 職業は?
  • 趣味は?
  • 性別は?

では上記に該当するお客様に皆さんの会社はキチンを営業していますか?

このように一つ一つお客様を見極めて営業していけば、皆さんがお客様になって欲しいと思うお客様に商品を売ることが出来るのですから、自ずと商品が売れるようになっていきます。

簡単ではありますが、とても効果的な方法ですので、直ぐに実行してみてください。

 

 


記事を読んで頂き、ありがとうございます。

お帰りの際に、応援の一押し、お願いします。


聖賢 ヘンリー・J・カイザーの言葉 

 

ヘンリー・J・カイザー
「困難とは、作業着を着たチャンスである」

 

 

チャンスはいつも煌びやかな格好をしてやって来るものではありません。

作業着を着たチャンスだってあるのです。

困難の真っ只中にいれば、誰だってチャンスなんてどこにも無いと思うものですが、そんな時こそ踏ん張って頑張ってください。

頑張る姿をみて、作業着を着たチャンスが作業着を脱いで、光り輝く姿で声を掛けてくれるはずです。

「よく頑張ったね。ずっと見てたよ」って。

一番苦しい時こそ、自分を見失わずに思いを定めて、一歩一歩着実に前進してください。

 

 


記事を読んで頂き、ありがとうございます。

お帰りの際に、応援の一押し、お願いします。


ページ最上部へ  [ 2008/02/28 09:17 ] 聖賢の知恵 | TB(0) | CM(4)

足跡感謝!vol.33 

 

シンプルリッチ&ビューティーリッチ

 

本日ご紹介するのは、akemiさんのブログ「シンプルリッチ&ビューティーリッチ」です。

akemiさんのブログ「シンプルリッチ&ビューティーリッチ」では、akemiさんが歯に衣着せぬ語り口と独特の視点・切り口で記事を書かれているので、読んでいて面白いブログです。

深い内容から、身の回りの気付きまで、幅広く記事になっているので色んな発見が出来ると思います。

美しく豊かな自分スタイルを発見したい人は、是非一度ご一読ください。

 

 


記事を読んで頂き、ありがとうございます。

お帰りの際に、応援の一押し、お願いします。


ページ最上部へ  [ 2008/02/28 09:07 ] 足跡感謝! | TB(0) | CM(0)

ゲーム理論はPARTSから 

 

ゲーム理論ジョン・フォン・ノイマンによって提唱された、数学の「理論」ですが、単一の理論ではなくあらゆる分野(ビジネス分野も含む)の研究の方法論とされるものです。

ビジネスにおけるゲーム理論は、ゲームを構成する5つの要素の頭文字を取ってPARTSと呼ばれています。

ゲームを構成する5つの要素とは

  • プレイヤー(Player) P
    お客様、供給者、補完的生産者、競争相手
  • 付加価値(AdvanceValue) A
    企業の持つ価値
  • ルール(Rule) R
    ゲームのルール
  • 戦術(Tactics) T
    優位に立つための打ち手
  • 範囲(Scope) S
    影響範囲

ビジネス分野においてなぜゲーム理論が活用できるのかというと、企業がビジネスをおこなう場合周りの環境や影響により、売上、集客、利益などあらゆるものが左右されるので、この現象はゲームというものが他人の行動や思考に影響を受けることと同じことだと言えるからです。

日頃私たちが遊びでやっているゲーム(将棋・チェス・トランプ・ゴルフ等)というものは、この5つの要素にどのような力を加えれば、自分に有利になるかをを考えて遊ぶものなので、ビジネスにおけるゲーム理論の活用もこれと同じで、この5つの要素にどのような力を加えるかが重要です。

SWOT分析と同様にこの5つの要素を的確に分析すれば、ビジネスにおける自社の状況、自社がビジネスに勝てない理由も可視化出来ます。

また、どの要素とどの要素にどういう風な力を加えるかを考えれば、ビジネスを優位に勧めることも出来ますし、的確な打ち手を打つことも可能ですので、ぜひ皆さんの会社でも取り入れてみてください。

ゲーム理論について分かりやすく解説したつもりですが、本来のゲーム理論とは多少ニュアンスの違う部分もあります。本格的なゲーム理論については、専門書などを参考にしてください。

 

 


記事を読んで頂き、ありがとうございます。

お帰りの際に、応援の一押し、お願いします。


ページ最上部へ  [ 2008/02/27 08:46 ] 問題解決 | TB(0) | CM(12)

自分の評価は自分で決めろ 

 

人は誰でも自分の評価を他人に求めます。

確かに評価は他人が決めるものですが、他人の意見に左右されて、自分の能力を発揮できないことは非常に残念なことです。

例えば自分が100点満点の評価をしてもらいたいと思うなら、100点満点の評価をしてもらえるようになることが大切です。

自分の評価を他人任せにせず、自分の評価は自分の力で勝ち取ってください。

自分の評価目標を高く持つと

  • 時に正当に評価されず悔しい思いをすることがあるかもしれません。
  • 時に言われ無き中傷を受け傷つくことがあるかもしれません。
  • 時に世間の嘲笑を買い涙することがあるかもしてません。

でも絶対に負けないでください。

諦めなければ自分で決めた高い評価を、世間は必ず嬉々として受け入れてくれるはずです。
「道理が我にあるならば百万人といえど我行かん 」の気概で頑張ってください。

 

 


記事を読んで頂き、ありがとうございます。

お帰りの際に、応援の一押し、お願いします。


ページ最上部へ  [ 2008/02/27 08:36 ] 燃える言葉 | TB(0) | CM(4)

自社のUSPを明言しろ 

 

売上を上げたい、集客力を伸ばしたいと言いつつ、自社のUSP(優位性・独自の売り)(ユニーク・セリング・プロポジション)さえ言えない企業がたくさん見受けられます。

競争原理の中でライバルより売上を上げたり、集客力を伸ばしたりするためには、ライバルより優位に立つ必要があります。

優位に立つためには何が必要でしょうか?

自社のUSP(優位性・独自の売り)が必ず必要なのです。
お客様が皆さんの会社を選ぶ理由は、皆さんの会社のUSP(優位性・独自の売り)に集約されているのです。

実行可能なものであれば、自社のUSP(優位性・独自の売り)は難しくなくても構いません。

例えばお客様が皆さんの会社の商品を購入してくれた理由を考えてみてください。

値段が安かったから、品質が良かったから、サービスが良いから・・・

色々と理由があると思います。
これらが全て皆さんの会社のUSP(優位性・独自の売り)なのです。

今まで漠然と販売していた商品も、自社のUSP(優位性・独自の売り)を明言出来れば、今まで以上にビジネスチャンスは広がります。

是非、今すぐ自社のUSP(優位性・独自の売り)を見極め、お客様に明言することでビジネスを優位に勧める努力をしてください。

 

 


記事を読んで頂き、ありがとうございます。

お帰りの際に、応援の一押し、お願いします。


聖賢 森泰吉郎の言葉 

 

森泰吉郎
「一度とりかかったら途中でやめない。どんな状況下でもチャンスはある。必ず成功すると信じてやり抜くこと。」

 

 

諦めたら全て終わりです。

たとえゴール手前1cmであっても、諦めれば何の評価もありません。

どんな状況下でもチャンスはあると信じてやり抜くことで、目標は達成できるのです。

頑張って、頑張って、それでも自分のゴールはまだまだ先だからと諦めることが良くありますが、本当はゴールは目前かもしれません。

人間は神様ではないのですから、後どれくらいで目標に到達できるかなんて分かりません。

分からないから、諦めずにやり抜くことが大切なんです。

もう一度踏ん張って、諦めずに、一歩を踏み出してください。

 

 


記事を読んで頂き、ありがとうございます。

お帰りの際に、応援の一押し、お願いします。


ページ最上部へ  [ 2008/02/26 09:54 ] 聖賢の知恵 | TB(0) | CM(4)

足跡感謝!vol.32 

 

グーグルアースの面白使い方や地図情報

 

本日ご紹介するのは、カオリンさんのブログ「グーグルアースの面白使い方や地図情報」です。

グーグルアースの面白使い方や地図情報をいろいろ使って試して、記事にしてくれている、とても面白いブログです。

私もグーグルアースを便利に使わせてもらっていますが、これからはカオリンさんのブログ「グーグルアースの面白使い方や地図情報」で色んな使い方を勉強させてもらおうと思います。

グーグルアースは便利なソフトですが、より便利な使い方を勉強したい方は是非一度ご一読ください。

 

 


記事を読んで頂き、ありがとうございます。

お帰りの際に、応援の一押し、お願いします。


ページ最上部へ  [ 2008/02/26 09:43 ] 足跡感謝! | TB(0) | CM(0)